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2006年11月16日 (木)

潰されゆく団体、創られていく団体。

潰されゆく団体

消防音楽隊

創られていく団体

(株)フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団

のお話を。

  

 

本日は行事が二本、二つとも小学校の、「音楽鑑賞会」。消防局の話やと、消防音楽隊はコンサートしないはずなんですが、実際はこのようなコンサートはたくさん行っています。

 

で、二本目の行事、住吉区の大空小学校(東住吉だったかな?)での出来事。

詳しくは「サッチモのブログ」を見ていただければお判りいただけるでしょうが、

 

「音楽隊が解散することになっても、
僕たちは音楽隊のみなさんが録音してくださった校歌や演奏を
毎日聴いています」

「どうか音楽隊、解散しないでください」

「また来年も僕たちのために小学校に来てください」

 

 

 

ごめんね、僕たちにはこんなブログで現状を訴えることしかできないんだ…。

(このときの模様はビデオに保存していただきましたので、そのうちyoutubeにて公開するかもしれません。その時は、消防局の皆さん、是非ご覧下さいませ。) 

 

 

仕事が終わったあと、でむ君に誘われて、フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団の、

 

特別内覧演奏会&会社説明会に行ってきました。

 

このオケ、株式会社として設立され、公演数を増やす事で利益を確保する方針で活動していく模様。

日経ネット 関西版11月4日より

 日本では珍しい株式会社組織のオーケストラが今月、大阪で旗揚げ公演を行う。音楽愛好家の経営コンサルタントが出資して設立した楽団で、著名な指揮者や演奏者を使わずコストを抑える一方、地方公演も多く開催し収入を確保する。主に公益法人の既存オーケストラの多くが低収益に悩む中、営利を目的とする株式会社として安定した運営をめざす。

 新楽団はフォンタナ・フィルハーモニー交響楽団(大阪市、中村祐一社長)で、15日に事業説明会も兼ねた無料のお披露目コンサートを大阪市内で開く。すでに8月に資本金1000万円で設立済み。

 出資者で社長の中村氏の本業は経営コンサルタント。当面、団員としてフリーランスの演奏家を起用。指揮者は公演ごとに団員が選ぶほか協奏曲などのソリストも団員が務め出演料を抑える。2009年3月期に室内楽や合唱、ソロなど小規模なものまで含め年間250公演を行い、売上高25億円、経常利益1億円をめざすとしている。

 ただ専門家からは「練習日数などを考慮すると年250公演しながら、音楽の水準を保つのは難しいのではないか」(音楽評論家の小石忠男氏)との指摘もある。

 

 

消防音楽隊も年間200回ほどの公演を行っていますが、これ、大変です。満足に練習回数が確保できません。特に、オーケストラならば本格的なシンフォニーを演奏していかなくてはならないでしょうし、それを2,3回のやっつけで公演しては、リピーターどころか悪いうわさが広まる事にも繋がりかねません。

 

無名の指揮者で、とのことですが、有名な指揮者はやはり実力を持っています。指導力、カリスマ、見た目、などなど。明らかに、指揮者で音は変わっていきますから、ただ棒振れるだけでなく、それこそ「のだめ☆カンタービレ」の、千秋真一のような実力を持ちながらもマイナーに甘んじているような指揮者を発掘する必要があるでしょう。

 

少人数のアンサンブルも含めて、250公演を(説明会では、1000公演も可能、とぶち上げていましたが…)ですが、はてさてこれはまず不可能かつオケの分裂にも繋がりかねない問題をはらんでいます。

 

もし、このオケが固定給で運営されるなら、数多く派遣されるアンサンブルは忙しく、そうではないグループはとことんヒマ、ということもありえます。

「同じ給料では不公平や!」となれば問題ですし、固定給の他に歩合で手当て出すなら、

「私たちも、もっと派遣してよ!」ということも起こりえます。

 

何より、フリーランスをその都度招集して派遣するなら、それはオーケストラの名前を借りた単なる派遣会社と何ら変わりはありません。 

 

 

これからの活動に、注目していきたいと思います。

最後に。 

 

フォンタナフィルの演奏会に祝電が届いてましたが、何を思ったか関淳一がいけしゃあしゃあと祝電送ってましたね。「美延 映夫(みのべ てるお)市会議員を中心として…」などということでしたが。 

株式会社ということで、儲けが出ると税金が増える。センチュリー交響楽団や、消防音楽隊のようなお金を使う団体よりもよっぽどええわい!ということなんでしょうか?

こちらの今後の動きにも注意を払っていかねばなりませんね。

     音楽ブログランキング        今日も長い駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。ついでに、クリックもお願いします。

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コメント

自称指揮者の中村祐一・なかむらゆういちは全国で取り込み詐欺、悪質な家賃踏み倒し、放火を繰り返してテレビや新聞にも取り上げられた犯罪者ですよ。

投稿: 通りすがり | 2009年12月 1日 (火) 17時03分

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